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2005.04.26

ストーカビリティー?

「トレーサビリティー」とかいう言葉をよく目にする。無線ICタグとかを使ったデジタル技術での“履歴管理”だったり“消費者動向(?)”関連での雑誌記事とかNET記事で。これは本来、さらにその先のSFチック活躍想像図である“すべてのモノに付与したID(識別情報)を相互接続させた超ユビキタス”を含めた「RFIDテクノロジ」って奴のほんの一部のメリットだったりするわけだが、企業や代理店的な目先のメリットはやっぱり「トレーサビリティー」。

そして個人的に興味深々な、短距離無線通信規格であるBluetooth(ブルートゥース)に対抗した“人体の表面に発生する電界を伝送経路にするというヒューマンエリア・ネットワーク技術”であるRedTacton(レッドタクトン)ってのがある。簡単に説明すると「お財布ケータイは携帯電話を自動改札にかざしたりする必要があるが、この技術が導入された機器であればケータイはポケット(もしくは鞄)に入れたまま、自動改札のタッチセンサーに触れるだけでオッケー」って技術だ。最大通信速度は10Mbpsらしいので平均的ADLSの実速並(以上?)なわけで、規格統一さえされれば店頭で「商品ワキのタッチセンサーに触ったら商品説明動画が携帯電話に転送されていつでも閲覧可能」なんてもの可能なわけだ(研究してるのがNTTだからありえる未来だな)。


RFIDとRedTacton。どっちもなんかSF的でなんかカッチョいい。双方を組み合わせればたとえば、「商品情報を陳列棚のタッチセンサーから獲得したお客さんが棚から商品を取り出し、レジで会計して店から出て、その商品がゴミとしてゴミ回収車に乗せられるまで」を追跡可能だったり、その店が“会員カード(もちろんコレもID付き)”を配布していれば、会員登録時の獲得属性しだいで「とある年齢でこういった家族構成の何処に住むAさんは、XXという商品を何年何月何日何時に購入して何年何月何日何時捨てましたが、このAさんはYY系の商品情報を獲得している事が多く、Aさんに近いお客さんの購入実績を“ベイズの定理”に当てはめるとAさんがZZを購入する確立は68%」とかの情報まで獲得可能だったりする。

しかしコレ、「トレーサビリティー」と言えばなんとなくかっちょいいが、出来る事は“ストーキングしやすさ”、つまり「ストーカビリティー」なのであるわけで、こういった技術の発展は魅惑的なのと同時になんか怖くもあるなぁと。米国ではここらへん既に問題になってたりするらしいっつうかICタグの嫌な使い方した企業に対し消費者団体(?)がNETで不買運動の呼び掛けをしたりとかの事例もあったりするらしいが、俺は米国で問題になっている“企業の横暴”よりも“個人レベルで出来る追跡”の幅も広がっちゃう方が怖いなぁと……。

たとえば現時点でも、レンタルビデオ借りたら会員証渡した瞬間にレジの店員さんは「会員番号、最近借りた作品リスト、延滞時の連絡用住所」って閲覧できたりする場合もあるわけでしょ? それがさらに高度になって行くと……1人暮らしの女性ピンチ!! 

まぁなんつうかな? それに対して4月1日から施行された「個人情報保護法」みたいなのもあったりするわけで、こいつのせいで実現が難しい技術もケッコウあるんじゃないかと……。技術とそれを扱うルールのせめぎあいは大変だなぁと思った。


とか書いてますが、俺はそういうSFチックな未来に魅了されている。


アラ駄目だわなんだかわかんない文章になった。でも今後はこういうのも「覚え書き」として書くことにしますよ俺は。

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コメント

『1984』の「BIG BROTHER」のよに怖いですな。
そのうち『認識番号○○○に向かって撃て!』と
弾丸が飛んできそうでオチオチ寝てられません。
くわばらくわばら。

投稿者: ハチエモン (Apr 27, 2005, 4:15:43 AM)

でも逆に『イノセンス』的未来でもあってカッチョいい感じも期待できちゃうんだよねコレガ。サイバーパンク小説で本気でNETにはまった俺としては“ヤバイけどイケてる未来像”の方に魅了されますんです。

投稿者: CHACKEY (Apr 29, 2005, 12:24:59 AM)

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